違憲・無効な戦争法(安保法制)を「廃止」へ、さらに運動を発展!!
参院特別委員会で採決もされないまま、中身も手続きも「違憲・無効」の「戦争法案」(安全保障関連法案)は、9月19日未明に成立し、189回通常国会が9月27日に会期を終了した。
石川県内では、国会周辺や全国各地での戦争法案「廃案」の動きに連動し、連日、「廃案」にむけて独自のたたかいを展開してきた。
雨にも負けず、アベにも負けず
8月30日に金沢市犀川河川敷で「戦争法反対!」「憲法改悪阻止!」を呼びかける8団体(石川県憲法を守る会、石川憲法会議、九条の会・石川ネット、石川県平和運動センター、石川県労働組合総連合会、戦争をさせない1000人委員会・石川、戦争をさせない石川の会、青年法律家協会北陸支部)が「安倍政治を許さず、安保法案の廃案を求める石川県民大集会」を約1800人が参加し開催、市内をデモ行進した。
社民党石川県連合・「戦争法 廃案!」県内キャラバン
9月5日(土)~6日(日)の二日間にわたって党県連合は、県内全域を「戦争法 反対!」を訴えキャラバンを展開した。県内各地域、支部では、役員等が現地でキャラバンに参加。七尾市では満90歳の松田清良七尾支部代表が、自らの戦争体験と平和の大切さを訴えた。
珠洲市では、北野進市議会議員と合流。ピーススタンディングの市民の皆さんと一緒に街宣行動を実施した。キャラバンは、行くところ、行くところで、約8割の多くの市民から手などを振っての激励を受け、世論調査の結果の通りの市民の「声」を実感した。
七尾市内でマイクを握る松田支部代表 ピーススタンディングの北野市議会議員と合流
ピーステントと「戦争法案 採決するな!緊急集会」に800人
9月14日(月)「戦争法反対!」「憲法改悪阻止!」を呼びかける8団体は、ピーステントの初日とそれに続いて開催された「戦争法案 採決するな!緊急集会」で、800人が採決するな!の声を上げた。
参議院での強行採決を狙う安倍政権に、石川からも再度採決するなの声を上げよう! これまでの皆の努力が、ここまで政府を追い詰めてきた。さらに声を集めよう! 若者も、ママも、子どもも、オーバーシールズも。シルバーも…夜の繁華街、延々とデモ行進が繋がった。
「戦争法案」の参議院委員会採決強行の暴挙に断固抗議!!
9月17日(木)午後4時30分頃、参議院平和安全特別委員会の鴻池委員長は、委員長不信任動議の処理の後、社民党はじめ、民主党、生活の党、日本共産党、維新の党、無所属クラブが反対する中、締めくくり総括質疑を省略し、「戦争法案(「平和安全法制整備法案」、「国際平和支援法案」)」の採決を強行した。 この採決強行は、民主主義を破壊する暴挙であり、社民党県連合は午後5時30分から金沢駅東口で、激しい怒りを込めて、議員団による抗議の街宣行動を行った。 終了後は、金沢市四高記念公園で行われたピーステントの抗議集会に参加。 集会には初めて県内の野党3党(社民党、民主党、共産党)の代表者が参加し、それぞれ連帯の挨拶があった。
県内初、3野党が、安保法案の廃案で共同街頭演説
9月18日(金)初めて県内の社民党、民主党、共産党の3野党が、安保法案の廃案で共同街頭演説を
実施中した。社民党石川県連合・盛本芳久代表、民主党石川県総支部連合会・近藤和也代表、共産党石川県委員会・佐藤正幸副委員長が街頭演説で、戦争法案の廃案を訴えた。
今後は、戦争法「廃止」へと、こうした動きをさらに発展させていく。