第1回社民党能登半島地震現地災害対策本部会議

能登半島地震社民党現地災害対策本部ニュース

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第1回社民党能登半島地震現地災害対策本部会議

日時 2024年1月5日15時

場所 社民党石川県連合

 

(全国連合 渡辺)社民党全国連合は、1月2日に対策本部会議を結成。

(富山 島村)富山も被害があった。氷見市は断水が今も続いている。状況把握をしている。谷口氷見市議、上田高岡市議が氷見市内の調査に入っている。氷見は通行止めもある。高岡は落ち着いてきている。

(長野 中川)令和元年台風19号災害の時に北信越の仲間にも支援をいただいた。その経験が少しでも役に立つなら。その日のうちに災害対策本部を立ち上げ、自治体議員・総支部からの被害の状況や必要な支援を集約し、長野県対策本部に議会調査課を通じて連絡した。カンパは、社民党県連合として各被災自治体に直接届けた。土砂の撤去や災害ごみの分別などへの労働組合としてのボランティアがあった。

 

(盛本代表)

・本日、能登半島地震社民党石川県連合対策本部会議を設置。

・北陵高校の前の崖が崩れている。玄関前の道が崩れ落ちている。

・避難者33,500人。今後、金沢市内のホテルを避難所に準備する。

・元珠洲市議の北野進さん、6時間かけて金沢から珠洲市へ帰ることができた。

・七尾市までは行ける。富来まではいける。

・元金沢市議の山本さんの七尾の実家は通水したが、ほとんど断水中。

・輪島港、大きな船が入れないので、小型船で運搬している。

 

(森金沢市議)

・議会基本条例に基づく金沢市議会災害等対策会議が4日に行われた。

・全壊4件。10か所32世帯84人が避難中。他の避難所は閉鎖した。

・内灘町に近い小学校が避難所になっていたが、道路が破損し、近隣の公民館などに避難を変えている。断水が続いている。

・山科は、丘陵地の南部の団地は被害がない。鏡新町の崩落の復旧が課題。

・避難環境の支援。ガス発電を昨年4月1日に民営化した。高層の集合住宅で断水、ガスが停止していることを行政が把握できなくなっている。

・長期化が予想される中で、大型店の駐車場で車中避難者もいる。

・金沢市内の市営住宅、県営住宅への避難先の確保を。

・かがやき会(ホテルのネットワーク)で受け入れの調整をしている。金沢市外は県が調整、市内は金沢市観光課が担当する。

 

(清水内灘町議)

・人的被害は出ていない。避難者141人。

・元通りになるのかと思われるほどの被害。県道から中に入れない。

・断水7000軒から1000軒に減った。

・仮設トイレが回ってこずに困った。今は足りている。

・北部地区は高齢者が多いので、交通機関がだめで移動できない。

・学校の始業は一週間延期しては15日から。北部の学校は避難所になっているし、通学路が寸断している。インフラの復旧を急ぐべき。県道は北部の方がだめ。帰宅困難者が50人いる。空いている県営住宅を開放するよう要請している。

・災害があった北部となかった南部での意識の差があり、南部で「二十歳の集いを中止する」といったら親から文句が出た。

・輪島市、高田さんの自宅損壊、避難している。神戸さん大丈夫。園原さん大丈夫。道がつながらないところで安否確認できない。

・珠洲市、北野さん金沢にいて帰れなった。永田さん連絡が取れない。

・七尾、角三さん避難所。全港湾組合員が被害。

・羽咋市、浅野さん灯篭が倒れて避難所にいる。

・物資やボランティアの扱いを今後どうしていくのかが課題。県外ボランティアは県が受付、物資はロットの大きなものを受け付けている。市内のボランティアは、自己完結できる人は受け入れている。七尾市が物資を仕分けする人を募集している。

・かほく市、津幡町の道路の陥没がひどい。

 

(その他原発関係)

・志賀原発から10キロで震度7。志賀原発北部の放射線量15カ所測定不能状態。県が立入して正確な情報を流すべき。

・珠洲・輪島のモニタリングポストが機能していない。可搬式のモニタリングポストがあるが道路の状況で設置ができるのか。

 

(今後の対応)

・七尾、水がない。

・女性用の生理用品の支援を。

・福岡の社民党の議員の手配で、物資を福山運送で金沢まで運び、その先につなぐことができた。様々なルートを開拓する。

・チェルノブイリ連帯基金、アジア情報資料センター、世田谷区保坂区長からの支援要請がある。

次回1月10日(水)16時