【地震後の志賀原発トラブルについて記者会見実施】

 

1月15日15時から県政記者室で、社民党石川県連合として志賀原発についての記者会見を行いました。

 

能登半島地震で、志賀町では最大震度7を記録しました。

志賀原発は現在停止中ですが、燃料プールに使用済み核燃料は保管されており、敷地内、建屋内の被災状況は、周辺住民はもちろん、多くの国民の重大な関心事となっています。それにもかかわらず、県の対策本部会議で原発に関する報告や議論がないことは問題です。

 

また、北陸電力は、地震発生後からモニタリングポストの数値に異常はないとしながらも、敷地内で最大35センチの段差発生、変圧器の配管破損による油漏れで外部電源一部喪失などのトラブルを順次公表しています。

事実は公表されても、その原因が不明・調査中とされているものも多いことから、北陸電力は調査結果や原因究明時期の見通し等、随時明らかにすべきです。

 

このような事態を受け、社民党全国連合は、経産省を通じて志賀原発への現地調査の受け入れを要請し、質問事項を提出しました。しかし、北陸電力は、安全性が確保できないとの理由で、現時点で現地調査の受け入れを了承していません。社民党としては今後とも、早期の現地調査の日程設定を強く求めていきます。

詳しくは下記資料をご覧ください。

志賀原発に対する懸念事項と今後の予定