2023年 12月

12月18日「志賀原発を廃炉に!訴訟」 第41回口頭弁論が半年ぶりに金沢地裁で行われました。時折雪混じりの冷たい雨が降る中、原告・サポーターは午後2時半に白鳥路入口に集まり、横断幕やメッセージボードを掲げて裁判所まで行進しました。

 

傍聴者でほぼ満席の法廷において、社民党県連副代表の清水文雄内灘町議が原告意見陳述を行いました。・原子力防災訓練ー「最高の防護策は原発を廃炉にすること」、・忘れてはならない2011.3.11に起きた、東日本大震災と福島原発事故、・ドイツではすべての原発が停止「脱原発」が実現、・内灘町八十出泰成元町長(2005〜2013)も「脱原発」などを要旨に、早期の結審と志賀原発の運転差し止めの判決を求めました。

 

口頭弁論終了後、金沢弁護士会館で報告集会が開催されました。今年3月、原子力規制委員会の審査会合で志賀原発の敷地内断層の活動性が否定されました。現在、敷地周辺の断層の審査が続いていますが、これらが動いたとき、敷地内断層への影響はないのか、弁護団からは事故の危険性を改めて追及していく決意が述べられました。

#志賀原発を廃炉に!訴訟 

 

12月9日、フレンドパークで、食・みどり・水を守るネットワーク主催の「アフリカ支援米発送式」が強風の中開催され、山本由起子女性局長が社民党を代表して挨拶しました。

休耕田を活用して栽培された米は、アフリカのマリ共和国へ送られると共に地域の子ども食堂へも提供されます。発送式の後は、収穫されたお米の一部を使って作ったおにぎりをいただきました。珠洲の塩を使ったシンプルな塩むすびですが、これがとびっきりおいしかったです!

「ご飯をおなか一杯食べる」ことが困難な人々がいまだに世界中でおびただしい数に上っています。ウクライナ、パレスチナなどの紛争地、干ばつの被害を受けている国や地域。「世界のすべての国の国民が等しく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」という日本国憲法前文の意味をかみしめたいものです。

#アフリカ支援米活動 

#食とみどりと水を守るネットワークいしかわ

#連合石川

 

12月9日の社民党石川県連合・軍拡増税反対県内キャラバンは、12月とは思えない晴天で暖かい絶好の街宣日和でした。金沢市武蔵が辻エムザ前からスタートし、野々市市、白山市、能美市、小松市、加賀市まで遊説し、以下の点について訴えました。

・イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの攻撃を即時停止!

・物価高騰対策は、消費税凍結、税金は暮らしに使え!

・自民党派閥の政治資金パーティー券裏金疑惑の真相徹底究明!

・馳 県知事の東京五輪招致での内閣官房機密費使用の真相究明!

・同じく、馳 知事の気多大社での神事である直会への「公務で参加した・・」発言の政教分離違反追及!

 

どこでも「頑張れ!」と多くの声援をいただき、ありがとうございました!

県民、市民の皆さんの国政、県政への不満が急激に高まっていることを感じさせられた党県連合キャラバンでした。

#社民党石川県連合 #税金はくらしに #軍拡NO! #即時停戦

 

 

1941年12月8日の太平洋戦争開戦の日を節目として「12.8戦争をゆるさず平和を考え行動する会2023年集会」を毎年開催してきています。山本由起子社民党女性局長が実行委員として参画し、盛本芳久社民党県連代表が連帯の挨拶を述べました。

 

今年の講演(オンライン)の講師は、清末愛砂さん(室蘭工業大学大学院教授/憲法学)。演題は「平和に生きる権利は国境を超えるーパレスチナとアフガニスタンにかかわってー」。

清末さんは、23年間にわたり、ガザのNGOと連帯した活動や絵画教室にも関わってきていらっしゃいます。歯切れのよい口調で参加者に多くの示唆と感銘を与えてくださいました。

 

日本国憲法の前文に謳われている平和的生存権の主体は「全世界の国民」である。

憲法研究者である<わたし>にとってのガザ入りの意味は、封鎖と黙認への挑戦・抵抗であり、憲法研究者としての矜持である。

「ガザが占領下で長年封鎖されてきた」という事実を忘れてはならない。過去16年の封鎖は「緩慢な窒息作戦」であり、現在は「あからさまな・急速な窒息作戦・根絶やし作戦・追放作戦」であり、「集団の破壊を意図するジェノサイドの道」である。

日本国憲法に基づき日本政府がすべきことは、自衛権の行使を前提にして、ガザの人道危機への対応をすることではない。「全世界の国民の平和的生存権」に基づき、ガザの人々が強いられている「恐怖」と「欠乏」をなくす行動をすることであると訴えられました。

#清末愛砂 #日本国憲法 #平和的生存権 #ガザ